名古屋市緑区を拠点に、どこでもお出かけ「お出かけ屋」を運行しております、代表の濵本です。
当店の正式な屋号は、介護タクシーなどの言葉がつかない、ただの「お出かけ屋」です。
もちろん、世間一般の認識として「何を行う業種なのか」が一目で分かるよう、普段は便宜上「介護タクシーお出かけ屋」と名乗ることが多く、検索で探しやすいようホームページにもその言葉を入れています。
しかし、あえて正式名に「介護」を付けなかったのには、私なりのこだわりがあります。「介護」という言葉を乗せてしまうと、どうしても「病院への行き帰り」といった義務的な移動のイメージが強くなり、外に出る時のワクワクする気持ちから少し遠ざかる気がしたからです。
私はかつて、リハビリデイサービスでの仕事を経験していました。リハビリデイというのは、ベッドの上での身の回りのお世話が中心となる普通の介護職とは、少し毛色が違う職種です。単に体を動かす場所ではなく、「本当は諦めたくない、もう一度あのことをしたい」という、お客様の前向きな思いに寄り添い、自立を支えるサービスなのだと現場で強く感じていました。
「義務的な移動から、自主的な移動へ」
「昔は魚釣りが趣味で毎週のように海に行っていたのに、病気をしてから行けなくて寂しい」
「昔は旅行が好きでいろいろなところに行けたのに、最近は誰かに頼らなければ行けない。家族の負担になりたくないから我慢している」
「昔好きだったカラオケに、もう一度行ってみたいな」
お出かけ屋の原点も、まったく同じです。
普段の生活のための移動にとどまらず、お客様の「あそこへ行ってみたい」という前向きな意思を、黒子として支えること。寝たきりの方であっても、どのようなお身体の状態であっても、我慢せずに行きたい場所へ向かえるようにサポートする。それこそが役割であり、目指したい「介助タクシー」の姿です。
そのために、ただ車を運転するだけで終わらないよう、お出かけの現場で必要となる様々な研修を重ねてしてきました。
また、リハビリデイサービスでの勤務時代には、日々の仕事(介助や自立支援)に活かしたいと考えて、身体の仕組みや動かし方を自主的に学び、いくつかの資格を取得しました。
ここで身につけた知識や経験は、今でも私の大切な財産であり、日々の介助の確確たる土台となっています。お一人おひとりの特性や体調の波、お身体の細かな動きに対して、どのようなサポートが最も安全で、お客様に負担をかけないか。学んだ知識を一つひとつ確実に実践し、確実な運行を行ってまいります。
年齢や障がいの有無に関わらず、お一人での移動が難しいすべての人が、我慢することなく自由に外の空気を吸い、笑顔になれる時間を。
お出かけ屋は、皆様の「行ってみたい」をカタチにする「介助タクシー」として、これからも真摯に走り続けます。
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